JAIのマルチセンサ搭載プリズム分光式マルチスペクトルカメラは、入射光を2つまたは3つの個別のセンサーに投影し、400 nm~680 nmの可視領域と700 nm~1000 nmの1つ以上の近赤外領域(NIR)での検査を同時に行うことができます。
カメラは、入射光を400 nm~700 nmの可視光域と、750 nm~900 nm以上の近赤外域(NIR)の2つの個別チャンネルに分離させます。これにより、1つのカメラで印刷物などの被写体表面を検査するだけではなく、近赤外領域(NIR)で検出可能な表面下の欠陥などを同時に確認することができます。複数のNIRチャンネルを利用することで、異なるNIR波長帯域で異なる特性を示す特定の化学物質や生体物質を識別することが可能になります。
JAIのマルチスペクトルカメラ技術により、従来複数で行なっていた検査工程を1つに集約することができるため、導入が容易で、設備投資を抑え、維持費も節約できます。
本カメララインナップは、紙幣や小切手、布、プラスチック、回路基板、生命科学サンプル、果物や野菜などの有機物などの検査に適しています。
※ROIの欄に「あり」となっているモデルは解像度を下げてより高速のフレームレートを得ることができます。詳しくはJAIまでぜひお問い合わせください。
JAIのプロダクトエンジニアがいつでもご相談を承ります。
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