あらゆる印刷・包装産業で活躍する、JAIのカメラ

JAIカメラは、最先端の印刷物検査システムに要求される高度なカラー画像処理機能、高解像度、優れた信頼性を備えています。

描いたありのままに印刷する。それが約束されるからこそ、何を描くかが大事になる。

意図した色に導く、JAIのカメラ。

例えばパッケージの製造工程において、初期の印刷サンプルの厳格な色検査は大変重要です。JAIのプリズム式カメラと色変換アルゴリズムは、色のばらつきを正確に分析し、適切なインクの配合をサポートします。

常に細部まで緻密に。

JAIの320万画素プリズム分光式エリアスキャンカメラと4Kプリズム分光式ラインスキャンカメラは、エッジ部のシャープさが損なわれる従来のベイヤー式色補間技術に比べて、より高い色再現性と空間分解能を実現します。バーコード類やロゴマークなどのシャープネスを維持しつつ、ブランドカラーなどの重要な色値をチェックし、インクスポットやすじの検出もできるように、常に最微にいたるまで検査システムをサポートします。

求められるのは、24時間365日連続稼働に耐えうる強靭な耐久性。

包装・印刷物検査システムは、24時間体制の印刷スケジュールに対応することが要求されます。JAIのカメラは、産業用グレードの耐衝撃性、耐振動性と、小型カメラの中でも群を抜くMTBFにより、要求の厳しい動作環境においても高い信頼性を約束します。

優れた印刷物検査システムの鍵は、最微に宿る。

最先端の印刷・包装システムは、ロール状の素材からチラシやパンフレット、バッグや箱などを作り出しますが、これらはすべて発注者とその先の顧客をつなぐ重要な役割を担うものです。印刷検査システムのメーカーにとって、生産効率を損なうことなく、ブランドカラーやロゴ、透かしなどのブランド要素において常に意図通りの色を維持できるかが厳しく問われます。

JAIのカメラは、そのことを熟知しています。JAIのプリズム分光式カメラを利用した検査システムでは、従来のベイヤー式色補間のように空間分解が損なわれることなく、最高水準の色再現と判別性を実現します。さらに色空間変換機能やエッジ・色強調機能など、豊富なプリプロセス機能によって、プリズム分光式3センサで捉えた優れた画像品質をさらに特定の検査タスクに合わせて最適な形で取り出すことができます。色合わせやインクの配合、細部の詳細な判定など、それぞれに必要とされる最適なデータをカメラから出力できることで、より柔軟な装置設計を可能にします。

JAIのカメラは、マシンビジョンの装置設計者やシステムインテグレーターのみなさまが他とは違う、競争力あるソリューションを提供するための強力なサポーターなのです。