SW-4000T-MCLは、4,096画素/ラインでラインレート67.7 kHzを実現した、4Kプリズム分光式産業用RGBカラーラインスキャンカメラです。3枚のCMOSセンサを搭載し、R・G・B各波長帯域を同時に捉えることで、極めて優れた色再現性を提供。高度なプリズム技術を駆使し、高速ウェブや連続撮像用途で、最高水準の性能と精度を可能にします。
SW-4000T-MCLは、次世代の高性能3CMOSプリズム分光式ラインスキャンカメラです。最大ラインレート67.7 kHzで4K出力を実現。その速さは、従来のJAIプリズム分光式カラーラインスキャンカメラの実に4倍、現在最速の4Kトライリニア式モデルに匹敵します。
1つの光軸から得た光を分光し、R・G・Bそれぞれ個別のセンサで再現するプリズム技術。単一光軸のため、斜めからの撮像や筒状、起伏のある検査対象の撮像に伴う視差の問題(HALO効果)や空間補正、その他一般的なトライリニア方式に起因する問題とは無縁です。
選べる2つの画素サイズモード、色空間変換機能、水平垂直両方のビニング機能など、JAIの4Kカラーラインスキャンカメラだけに備えられた高度なイメージング機能を搭載。また、ロータリーエンコーダと直接接続できるため、設置・運用の手間も軽減できます。
1つの入射光でR・G・B各波長の同時撮像が可能なプリズム分光式3CMOSカメラ
最大67.7 kHzのラインレートで4096画素を出力
選択可能な2つの画素サイズモード 7.5×7.5 µm:より高い感度を必要とする用途に 7.5×10.5 µm:より高いダイナミックレンジを必要とする用途に
色空間変換機能(HSI、CIEXYZ、sRGB、Adobe RGB)加えてユーザー設定可能な変換テーブルを使用したカスタムRGBに対応
1×2、2×1、2×2の各ビニング
フレームグラバーを経由せずロータリーエンコーダと直接接続が可能
Camera Linkインタフェース、8bit×3または10bit×3 RGB出力
ワンプッシュ自動ホワイトバランス
フラットシェーディング補正、カラーシェーディング補正
色収差補正
ニコンFマウントまたはM52マウント
Sweep+ Series
SW-4000T-MCL
ラインスキャン
カラー
可視光
N/A
4096 x 1
66 kHz
Mini Camera Link
3CMOS RGB
Custom
30.72 mm
7.5 x 7.5 µm or 7.5 x 10.5 µm
グローバルシャッタ
30.8 mm
90 x 90 x 90 mm
765 g
8/10-bit
Fマウント または M52マウント
9.3 W
-5°C ~ +45°C
JAIカメラ専用 ACアダプタ VA-055シリーズ*出力コネクタの形状によって型番が変わります。ご注文の際にはBもしくはFをご指定ください。定格出力電圧:DC+12V定格出力電流:3A入力電源電圧:AC100V-240V (1次側ケーブルは100V専用)電源周波数: 50/60Hz動作温度:-10~+50℃動作湿度:20%~85%(但し結露なきこと)外形寸法:43(W) x 30(H) x 112(D)mm (突起部除く)質量:285g/277g ケーブル長:2.0m出力コネクタB / F(型番)B ( VA-055 B ):12pin仕様F ( VA-055 F ):6pin仕様
Sweep+シリーズのラインスキャンカメラは、個別のR・G・Bカラーチャンネルを利用して、高精度なカラーデータを必要とする撮像用途に最適です。
競馬や競艇、トラック競技などのゴールラインの写真判定システムに。
色、成熟度、傷、初期劣化の兆候、異物(石、葉等)の選別など、果物や野菜のバルク検査に。
冷凍食品、米穀、コーヒー豆、豆類、シリアル、茶葉、たばこなどの色や品質の検査に。
早期欠陥検出のためのウェハ外観検査、平面パネルやディスプレイの傷や画面の画素欠陥を検出する表面検査に。
有害物質を除去して再利用するため、着色されたガラス、プラスチック、缶、ポリマーなどの選別に。
雑誌や医薬品パッケージの色検査、色の正確性や透かし、紙幣に埋め込まれたセキュリティ機能を確認する紙幣検査に。
缶やボトル、ペンなどの円筒容器の360度非破壊ラベル検査に。
紙、プラスチック、繊維製品などのロール状製品の製造工程内高速検査用として。木材やタイル、ガラスの検査にも。
JAIのプロダクトエンジニアがいつでもご相談を承ります。
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