高性能CMOSセンサを採用した本カメラは、55 dB以上の信号対雑音比で画質を維持しつつ、2048画素×4の解像度を33,014ライン/秒で出力することが可能です。
JAIのマルチセンサカラーラインスキャンカメラでは、プリズムの表面に施されたダイクロイックコーティングにより、RGB光のスペクトルを効率的にフィルタリングします。ダイクロイックコーティングから得られる分光特性は色分離が急峻なため、オーバーラップ領域が少なく、混色を最小限に抑えて、高精度な色再現を実現します。
1つの光軸から得た光を分光しR・G・B・近赤外域(NIR)をそれぞれ個別のセンサで再現するプリズム技術により、斜めからの撮像や筒状、起伏のある検査対象の撮像に伴う視差の問題(HALO効果)や空間補正、その他一般的なトライリニア方式に起因する問題とは無縁です。
Sweep+ Series
LQ-201-CL
ラインスキャン
マルチスペクトル
4-Bands R-G-B + NIR
N/A
2048 x 1 px
33 kHz
N/A
Camera Link
4CMOS RGB/NIR
N/A
28.67 mm
14.0 x 14.0 µm
グローバルシャッタ
28.7 mm
28.7 mm
90 x 90 x 120 mm
1050 g
8/10-bit
F-18マウント または M52マウント
9 W
-5°C ~ +45°C
Sweep+シリーズのラインスキャンカメラは、高精度なRGBカラー映像と同時に、近赤外映像を必要とする撮像用途に最適です。