JAIのSweep SW-8001TL-MCLは、8K解像度の高性能モノクロラインスキャンカメラです。カメラは7 μm角の大型画素とCamera Linkインターフェースを搭載しています。最大スキャンレートは100kHz (100,000ライン/秒)で、最大800 MB/sのデータスループットに対応しています。これにより、ガラス、紙、印刷物、パッケージ、フィルム、PCB (プリント基板)など、要求の厳しい検査用途に最適なカメラとなっています。
新しいSweep SW-8001M-MCLカメラモデルは、高性能ながら手頃な価格を実現しています。堅牢な筐体設計、高解像度イメージング、リアルタイム処理機能を内蔵し、信頼性の高い動作と統合コストの削減を両立しています。要求の厳しい産業環境に最適なモデルです。
新しいSweep SW-8001M-MCLカメラの 2ステップTDI (Time Delay Integration) 機能は、高速または低輝度環境下の画質を向上させます。2ラインの画素を使用して同一ラインを連続的に撮像し、それぞれの信号を統合することで、集光量を大幅に増加。これにより、より高感度でシャープかつクリアな画像を取得できます。
このカメラはコンパクトサイズで、狭小スペースへの組み込みが容易です。さらに、外部ヒートシンクを必要としない効率的な放熱設計により、システム構築がシンプルかつスムーズに。パフォーマンスを犠牲にすることなく、簡便な設置・導入を実現します。
8K解像度ラインスキャン (モノクロ: 2 × 8,192画素)
57.344 mm幅センサ、7μm角画素
最大100 kHz (100,000ライン/秒) のスキャンレート
Camera Linkインターフェース (ピクセルクロック:40 / 50 / 60 / 66 / 70 / 80 / 85 MHz対応)
水平ピクセルビニングによる感度向上、および水平反転出力による柔軟な画像方向設定
ROI (Region of Interest) 設定機能により、センサラインの一部のみを使用した画像取得が可能
TDI (Time Delay Integration) をサポート
出力フォーマットは8 / 10 / 12-bitから選択可能
M72レンズマウント
耐衝撃性・耐振動性に優れた堅牢設計
Sweep Series
SW-8001M-MCL
ラインスキャン
モノクロ
可視光
MP
8K
100 kHz
あり
Mini Camera Link
1CMOS
GL7008
57.34 mm
7.0 x 7.0 µm
グローバルシャッタ
57.3 mm
78 x 78 x 45 mm
360 g
8/10/12-bit
M72-Mount
12 W
0°C to +45°C
SW-8001M-MCL モノクロラインスキャンカメラの主なアプリケーションは以下のとおりです
8Kラインスキャンカメラは、傷やひび割れなどの表面欠陥の検出、厚みの均一性の測定、縁の欠けや割れの検査、およびコーティング不良や形状のズレの検出に対応しています。総合的なガラス検査に最適なソリューションです。
欠陥のないフィルムは、バッテリーの安全性と性能にとって不可欠です。8Kラインスキャンカメラは、傷、気泡、コーティング欠陥、異物、端部の亀裂などを確実に検出し、信頼性の高いフィルム検査を実現します。
紙の製造工程においては、外観検査が品質確保と欠陥の最小化において重要な役割を果たします。 主な検査項目には、表面の傷、穴、汚れ、厚みのばらつき、水分痕 (moisture mark) などが含まれます。
PCB製造において、回路層のエッチングおよび洗浄後のAOI検査が不可欠です。 主な検査項目には、ショート (短絡)、オープン (断線)、ノッチ、ピンホール、銅スラグ、ライン幅不良、ライン間隔の誤差、ホールリング欠陥、パターンの欠落などが挙げられます。
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