可視領域では、人間の目に見える波長(被写体の表面)を捉え、RGBまたはベイヤーカラー画像を出力します。一方、近赤外領域(NIR)では、有機物などの表面下を捉え、人間の目には見えない欠陥や情報などを検出します
JAI独自のプリズム技術により、2つの波長帯域ごとに完全に一致した角度・エリアを同時に撮像することができます。従来複数で行なっていた検査工程を1つに集約できるため、導入が容易で、設備投資を抑え、維持費も節約できます。
それぞれのセンサに対して個別に露光時間の制御が可能です。ゲインを変更せずに、常に一定のS/N比を維持できます。
Fusion Series
AD-080-CL
エリアスキャン
マルチスペクトル
2 Bands Visible + NIR
0.8 MP
1024 x 768 px
30 fps
なし
Camera Link
2CCD
ICX204AK
1/3型
4.65 x 4.65 µm
グローバルシャッタ
6 mm
4.8 x 3.6 mm
55 x 55 x 80 mm
400 g
8/10/12-bit
Cマウント
4 W
-5°C ~ +45°C
Fusionシリーズのエリアスキャンカメラは、可視領域と近赤外領域での検査を同時に必要とする撮像用途に最適です。