偏光子はセンサの1画素ごとに0°/ 45°/ 90°/ 135°の偏光ナノワイヤグリッドに配置された4方位を持つピクセルで構成され、センサ受光部全面に規則的なパターンで展開されています。4つのピクセルの各ブロックは、シーン内の偏光方向(光の振動方向)と偏光度(偏光の度合い)を決めるための演算ブロックとして使用することが可能です。
カメラ内処理アルゴリズムは、反射光を除去して偏光角や偏光度、表面の性質を捉えます。そのほか、拡散光のみ(偏光しない)や各ピクセルの平均輝度を表示したり、モノクロ画像やグレートーン画像に疑似カラーをオーバーレイさせて表示する機能も備えています。
GO-5100MP-USBは、USB3 Visionインタフェースを採用し、507万画素(8bit)のフル解像度を74 fpsで出力可能。また10/12bitもサポートしています。
Go Series
GO-5100MP-USB
エリアスキャン
モノクロ偏光
可視光
5.1 MP
2464 x 2056 px
74 fps
あり
USB3 Vision (PoUSB)
1xCMOS - Polarized
IMX250MZR
2/3型
3.45 x 3.45 µm
グローバルシャッタ
11.1 mm
8.5 x 7.1 mm
29 x 29 x 41.5 mm
46 g
8/10/12-bit *
Cマウント
4.35 W
-5°C ~ +45°C
* 12bit出力でお使いになる場合一部の映像処理機能は使用できません。
Goシリーズの偏光カメラは、マシンビジョンや交通管理、監視システムなど、幅広い用途において理想的な産業用エリアスキャンカメラです。